漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
急に暑くなったせいか、喉が渇いて水分をがぶ飲みしていた時期がありました。
その時は気にしていなかったのですが、雨が多い時期になってから、食欲がなくなってきました。
おまけに、胃がチャポチャポと音がして、気持ち悪いです。
市販の胃薬を飲んでみましたが、まったく変わりません。
それどころか、体も重怠くなってきてしまい、やる気もいまひとつ。
家内が通っている漢方薬局で相談してみることにしました。
雨や梅雨時など湿度の高い時期は、脾胃に負担がかかるそうです。
そんな時に水分をがぶ飲みしたものですから、そのつけが回ってきたようです。
脾胃の働きが低下し、水浸しになっている模様・・・
とにかく、必要以上の水分や冷たいもの・生ものを控えるようにして、脾胃の働きを回復させる漢方薬をいただき、飲み始めました。
すると、尿の出が良くなり、3日もすると胃が軽くなってきて、チャポチャポという音も徐々になくなってきました。
1週間もすると、ほぼ元の食欲に近づいてきました。
2週間もすると、モリモリと食べられるようになりましたが、先生から一度に食べ過ぎないようにすることも脾胃を守ることになるので、注意してくださいね。と言われました。
漢方の効き目に驚くと共に、こんなに気分爽快になれるなんて!と夫婦で喜んでいます。
本当にありがとうございます。
胃内停水による脾胃の運化機能低下の状態でした。
梅雨時から夏場にかけては、日本人に多い症状の一つですが、食養生や生活習慣によって、防ぐことも可能なものです。
今年は、かなり猛暑と予想されていますので、現時点から脾胃が本来の働きを発揮できるよう、日ごろの習慣に留意してくださいね。
ご自身の胃腸の状態は、ご自身が一番わかると思いますので、早めに対応をお勧めいたします。
夏バテせずに、元気に夏を乗り切ってくださいね。
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